私の卵巣出血体験記から分かるように、卵巣出血は女性なら誰でも起こりうる病気です。

初めてのことに夜間・休日の救急車や救急病院を含めて、戸惑うことばかりでした。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
初期症状や経過についても、詳細に記載しました^^
性行為後の腹痛と違和感 それって卵巣出血かも

さて、腹部の手術には、「開腹手術」「腹腔鏡下手術」があります。

私が今回受けたのは、「腹腔鏡下手術」になります。

開腹手術は、お分かりの通りお腹を切って手術を行います。

それでは、「腹腔鏡下手術」とはどんな手術方法なんでしょう?

腹腔鏡下手術とは

傷が小さく痛みが少ないので患者への負担が少ない手術です。

また、早期離床も可能と言われています。

「離床」とは、ベッドから離れること。
つまり、寝たきりの状態から車椅子や自らの足で生活できるようになることです。

私の場合は、3~4日ほどで離床でき、1週間で退院することができました^^

近年の医療機器と技術の進歩により、この手術方法が適応できる婦人科疾患は大幅に拡大しています。

そんなメリットの多い腹腔鏡下手術ですが、

実際どのような傷を開け、どのような方法で行うのでしょうか。

腹腔鏡下手術ってどんな手術?

「腹腔鏡」は、内視鏡を指します。
これは手術中にお腹の中(腹腔)を観察するものです。
おへそに1cmほどの穴を開け、そこから内視鏡を挿入します。

体の中には刺激の少ない炭酸ガスを注入し、体内で作業をしやすくする為にお腹を膨らませます。
この為、術後にはたくさんガス(おなら)が出ます^^;

おへそよりも下の腹部に、小さな5~10mm程度の穴を左右に開けます。
ちなみに私の場合は、左右と真ん中にも開いていました。
これは、体内に溜まっていた血液を吸い取る管を入れる為です。

左右の小さな穴には、マジックハンドのようなものを入れ、おへそから挿入した内視鏡のモニターを見ながら作業をします。

腹腔鏡下手術 メリット

先ほどもお伝えした通り、腹腔鏡下手術は患者に負担の少ない手術です。

  1. 傷が小さく、傷跡が目立たない
  2. 術後の痛みが軽減される
  3. 早期離床できる。
  4. 回復が早く、早期退院が可能

女性にとって、傷跡が目立たないことは嬉しいですよね^^

開腹手術を経験したことはありませんが、経験者から聞くとやはり術後は痛みが激しいようです><

私の術後の傷跡経過を写真とともに、記事にしていきますね!(•̀ᴗ•́)و ̑̑
ある程度治った後なので、生々しくはないのでご安心を^^笑
卵巣出血 入院生活1日目 手術後の痛み
卵巣出血 腹腔鏡手術後の傷跡の変化

腹腔鏡下手術 デメリット

メリットもあればデメリットもあるのが世の理でしょう。

デメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

  1. 開腹手術と比較して少し時間がかかる
  2. 全身麻酔を必要とする
  3. 摘出物の回収が困難な場合がある
  4. 腹腔鏡下手術に特異的な合併症がある

腹腔鏡下手術には限界があるので、その場合は開腹手術へ移行することもあるようです。

しかし、どんな手術でも、デメリットは必ずあります。

腹腔鏡下手術は、安全に行えれば欠点はない手術です。

手術前にしっかり主治医の話を聞き、手術に挑みましょう!

腹腔鏡下手術体験記

手術後の経過については以下の記事でも詳しく書いていきますが、今回も簡潔にまとめます^^
卵巣出血 入院生活1日目 手術後の痛み

手術直後の状態

私の手術時間は、事前に伝えられていた通り3時間ほどで終了しました。

麻酔で眠っていた私は、まるでお昼寝から目覚めた時のような感覚でした。

結局、体内に溜まっていた血液量は1500mlだったようです。

手術後は、様々なモノが体についていました。

  • 尿管カテーテル
    カテーテルとは柔らかい管のことです。
    手術後は暫く動けないので、トイレの変わりにこの管を使って尿を排泄します。
  • 腹部の管
    体内に溜まっていた血液は完璧には取り除いてはいないようでした。
    お腹の中に少し残っている血液を、その管で吸引している状態でした。
  • 点滴
  • 心電図モニター
  • 酸素マスク
    その日の夜には取れました。

最初は身動きが取りづらく大変でした。

まだ麻酔が効いていたのか、特に痛みは感じませんでした。

手術後に注意していたこと

手術後は、安静第一でした。

特に私の場合、1500mlの出血があり輸血が必要なほどの大貧血だったので、立つことも座ることもままならない状態でした。

動けたのは、3~4日後だったように思います^^;

看護士さんからは、
「寝返りをうったり、足を動かすように意識しておいてくださいね~」
と言われておりました。

これは、「血栓」ができないようにする為です。

手術後は寝たきりの状態で足や骨盤に血栓ができやすいです。
血栓が肺や心臓に飛ぶと、肺が詰まり「肺血栓症」という病気にかかってしまいます。

対策として医療用の弾性ストッキングもつけていましたが、なるべく足を動かすよう意識していました。

ちなみにこのストッキングは自宅でもむくみ防止で使えるようなのでもらっておいた方が良いですよ^^
私の病院では、「プレゼントしますね~」と言ってくれましたが、捨てられることもあるようなので。

輸血について

手術により1500mlの出血が明確になりました。

ヘモグロビン濃度は6.0(g/dl)でした。

通常、正常な人のヘモグロビン濃度は12~15ほどあるらしいです。
低血圧になったとしても10~11ぐらいにしか下がりません。

6という数値は、大貧血を表しています。

主治医から輸血をするか否かの相談がありました。

輸血をすると早期離床や早期退院が可能になりますが、病気や感染症を受けるリスクもあります。
一般的にそういった感染症が発症するのは、2~30年後らしいです。

意識がはっきりしていたことと、まだ20代ということもあ輸血は拒否することにしました。

入院生活では、点滴や錠剤での鉄分摂取が続くことになります。

 

傷の経過や、入院生活・離床までの話については下記の記事で記載していきます^^
卵巣出血 入院生活1日目 手術後の痛み