こんにちは。

私は、突然の卵巣出血により、緊急手術と入院をすることになりました><

手術は、腹腔鏡下手術で行い、入院生活は1週間に及びました。

卵巣出血の原因は、卵巣が膨らんでいたことと、性行為でした。

卵巣は、通常3cm程の大きさだったのですが、当時は7cmまでに膨らんでいました。

数年前も卵巣が6cmまで膨らんでおり、不正出血を起こしていましたが、すぐ収縮していたので摘出はしませんでした。

それでは、なぜ卵巣は膨張収縮を繰り返すのでしょうか。

卵巣の腫れとは?自覚症状はあるの?

産婦人科や婦人科検診を受診すると、「卵巣が腫れています。」と言われたことのある人は結構多いのではないでしょうか。

卵巣は肝臓と同じく、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。

腫れても症状が出にくく、早期発見がしにくいのです。

卵巣の腫れについて

卵巣とは、子宮の左右にある2~3cm程のアーモンドのような形をした臓器です。
卵巣が腫れる原因と自覚症状は?卵巣の腫れで卵巣出血に

卵巣は、排卵のたびに傷つき修復を繰り返しています。

その為、女性の体の中で一番腫瘍ができやすい臓器の一部です。

また、片方の卵巣に異常が見られても、片方の卵巣が働きを補うので「腫れ」が生じていても発見しにくいのです。

卵巣は、支えなしに子宮にぶらさがっており、腫れが大きいと卵巣の捻転や卵巣出血が起こる可能性もあります。

自覚症状について

先ほども述べた通り、卵巣が腫れていたとしても自覚症状があまりありません。

私のように不正出血をしたりすると、産婦人科疾患を疑い病院に行くこともありますが、ほとんどそのようなことはないようです。

その為、内診や超音波検査などで、発見されることが多いのです。

腫れを診断されたとしてもすぐ手術にはならず、「様子を見ましょう」と言われることがほとんどです。

ただし、卵巣の腫れが悪性の場合、腫れがどんどん大きくなり腹痛を起こすこともあります。

卵巣の腫れ 原因は?

卵巣の腫れの原因は、腫瘍の場合・ホルモンの影響・炎症を起こした場合の3つに分かれます。

ホルモンバランスの影響

  • 排卵後の腫れ
    排卵後、卵巣の中に「黄体」が残って卵巣が腫れたようになります。
    この場合、腫れは自然に引いていくので心配はいりません。
    卵巣出血も、この時期(黄体期)によく起こると言われています。
  • 妊娠による腫れ
    妊娠成立後、妊娠を継続させる為に増加するhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンに刺激され、腫れが起きます。
    妊娠14週くらいには腫れも治まるため、基本的に経過観察となります。
  • ストレスによる腫れ
    卵巣の腫れにはホルモンバランスの崩れも関係します。
    その為、過度なストレスは減らしていく必要があるでしょう。

卵巣嚢腫による腫れ

生理的な現象と違うのが、「卵巣嚢(のう)腫」と言われる腫瘍です。
この腫瘍も良性と悪性に分かれますが、9割が良性です。

卵巣嚢腫は、小さければ経過観察で済みますが、4~5cm程の大きさになると摘出手術が必要になる場合もあります。
嚢腫が大きくなると、腹痛や腰痛の他、卵巣の根本が捻じれて激痛を伴う「卵巣茎捻転」を起こす可能性もあるので注意が必要です。

卵巣嚢腫については、下記の記事で記載します。
卵巣嚢(のう)腫ってどんな病?その種類と卵巣ガンとの違い

卵巣の腫れ 治療法と手術は?

検査結果により、治療法や手術の必要性も変わってきます。

担当医と相談して、しっかり治療していきましょう!

経過観察

先ほど記載した通り、ホルモンバランスや生理的な影響が原因の場合は、経過観察となります。

この場合は、次の生理が来ると自然に縮んでいくものなので、経過観察でも問題ないのです。

私自身も、6cmや7cmの腫れが見つかった際、生理が来ると通常の3cmほどの大きさに戻っていました。

ただ、いつ膨らんでいるのか分からないので怖いですよね><

排卵後の黄体期に膨らんでいることが多いので、腹部に違和感を感じたり心配な方は産婦人科を受診することをオススメします。

摘出手術

以下の項目が当てはまる際は、手術を考えることになります。

  • 卵巣嚢腫が悪性である
  • 腫れが5cm以上でどんどん大きくなっている
  • 腹痛が続く
  • 内膜症性の腫れで妊娠を望んでいる

早期発見の場合は、全摘出ではなく部分摘出も行うことが可能です。

手術方法も、開腹手術ではなく腹腔鏡下手術で行うこともできます。

もちろん、なるべく手術は避けたいものです。

ただ自分の体を守るには、避けるべきではない場合もあります。

手術のメリット・デメリットを担当医と話し、納得するまで治療を受けるようにしましょう。

定期的な検査で早期発見をしよう!

「沈黙の臓器」と言われるほど、卵巣の病気は自覚症状があまりありません。

その為発見が遅れることも多々あり、全摘出を免れないパターンもあるのです。

腫瘍が見つかった場合でも、早期発見・早期治療を心掛ければ臓器を残したままで治療を行うことができます。

これから妊娠・出産を望んでいる方にとっては、卵巣はとっても大切で健康でいてほしいですよね。

自覚症状がなくても、定期的に婦人科検診を受診するようにしましょう^^

卵巣の腫れにより生じた「卵巣出血」の体験談については、下記の記事で詳しく書きます!
性行為後の腹痛と違和感 それって卵巣出血かも